東京ドーム公演を終えて思うこと

ライブって人それぞれ求めるものが違うと思うんですよ。だからいろんな感想があるべきなんです。

メンバーがかわいいだけで満足できる人は、ライブじゃなくて握手会に行けばいいと個人的には思うんです。音楽番組にもたくさん出れるようになったんだし、それでテレビでメンバーが歌って踊ってる姿を見て、かわいいなってやってればいいと思うんです。

 

でもライブの醍醐味ってそれだけじゃないじゃないですか。MCがあーだこーだ演出があーだこーだセットリストがあーだこーだ言うのも含めてライブの楽しみ方だと思うんですよ。

 

アイドルのライブなんてかわいくて楽しければそれでいいっていう考えの人も一定数いるかもしれないけど、それって自分本位な考え方じゃないですか。むしろ本来はそうあるべきなのかもしれないけど。でも自分は相手側が何を見せてくれるかを大事にしたいんですよね。良いライブほど誰かと共有したいんで。

 

例えば、数ヶ月後とか数年後にライブを振り返って他の人と思い出話をしていた時に、アリーナ最前列にいた人もスタンド最上段にいた人も一緒に盛り上がれるようなライブが見たいって思うんです。だからメンバーがかわいかったとかだけじゃなく、その空間にいた全員が共有できるMCとか演出とかセットリストにアレコレ言いたいわけです。

 

 

で、東京ドーム公演の内容について少し。

セットリストに関しては、表題曲をフルでやったりと今までとは違う試み。その結果、曲数はやや抑えめだった気がします。乃木坂46は現時点で120曲くらいあるし、カップリングにも良曲が多いので、いろんな曲を見たいというのが多数派の意見だと思います。それでもこのようなセットリストを組んだのは万人が楽しめることを意識したからでしょう。

Twitter上では"新規やにわかがもっと勉強するべき"だという意見などいろんな声がありました。その中で自分がなるほどと思ったのは、"東京ドームでライブをやるということは新規が増え続けた結果"みたいなニュアンスの意見です。(はっきりと覚えてない)

たとえ全国に東京ドームを埋められるほどのファンがいようとも、勢いを増し続けたアーティストでないと東京ドームでのライブにはたどり着かないというお話だった気がします。

 

そう言われるとなんとなく納得できる気もします。まあ終わったライブのセットリストに言ってもキリがないんでね。「ごめんね、スムージー」とか「大人への近道」とか「ボーダー」とか「Threefold Choice」とか「走れ! Bicycle」とか「せっかちなかたつむり」とか見たかった曲はたくさんあるけど言ってもキリがないんでね。

 

東京ドームにたどり着いたことに大きな意味があるんだなと感じさせられたライブでした。

 

 

 

 

神宮とかその他もろもろも行ってないのに、東京ドーム公演"だけ"行けなかったみたいな言い方をする人、なんか腹が立ちますよね😊

 

 

東京ドーム公演に参加できて本当に良かった!!!