2016-2017 個人評定

スパーズの選手を個別に評価します。

一応10段階で0.5ごとに評定もつけます。

 

No.1 ウーゴ・ロリス

8.0

キャプテンとして、最後方のポジションからチームを支えました。開幕戦の前半で負傷交代し、ユーロ2016による疲労も懸念されましたが、結果的にプレミアリーグで15回のクリーンシートを記録しました。積極果敢な飛び出しと安定したセービングに加え、今シーズンは足元の繋ぎも多く見られました。時々飛び出しに迷うことがあるのと、右足でクリアできない点が若干不安ですが、来シーズンも絶対的守護神であることには変わらないでしょう。

 

No.2 カイル・ウォーカー

7.5

右のSB、WBとして持ち前のスピードとフィジカルを武器にプレミアリーグでは5アシストを記録するなど、大きな存在感を示しました。今夏には移籍の噂も騒がしいですが、他チームでスパーズ以上の活躍をする姿は想像し難いのが多くのファンの本音でしょう。

 

No.3 ダニー・ローズ

7.0

左のSB、WBとしてシーズン中盤まで相手チームの脅威になり続けました。プレー面で気になる点はイエローカードの多さくらいでしょうか。シーズン中盤以降は、長期離脱によりそのまま一足早くシーズンを終えてしまい、来シーズンの開幕に間に合うかどうかと報道されています。早く元気な姿を見せてほしいです。

 

No.4 トビー・アルデルヴァイレルト

7.5

4バックの右CB、3バックの中央で安定感のあるプレーを披露しました。昨シーズンはプレミアリーグ全試合出場をしましたが、今シーズンは2ヶ月近く負傷離脱がありました。彼の不在の影響は大きく、その期間チームはプレミアリーグとCLで1勝もあげることができませんでした。プレー面では、攻撃の起点となるロングボールやクリーンでタイトな守備で大きく貢献しました。ここ2シーズンの守備の安定は彼の貢献度の高さによる部分も大きいでしょう。影響力のある選手なので、来シーズンはなるべく多くの試合でプレーしてもらいたいと思います。

 

No.5 ヤン・フェルトンゲン

8.5

今シーズン最も活躍した選手の1人です。3バックの左で起用されるようになってからは、ドリブルによる持ち上がりなどで、新たなビルドアップの形をチームにもたらしました。守備面でも、以前に比べてムラが減り、高い守備ラインの裏を突かれることもほとんどありませんでした。2シーズン連続でシーズン中盤に負傷離脱してしまったがやや減点ポイントです。

 

No.7 ソン・フンミン

8.0

失意の昨シーズンから一転、スパーズ2年目の今シーズンはプレミアリーグ14ゴールを記録し、本領発揮のシーズンになりました。左のWGを中心に、ケインの離脱時にはCFを務めるなど攻撃的なポジションはほぼ全てのこなしました。左右どちらの足でもペナルティエリア外から狙えるシュート力はリーグ屈指で、シティ戦、ウィコム戦、スウォンジー戦など試合終盤の印象的なゴールも多かったです。

 

No.9 フィンセント・ヤンセン

5.5

移籍1年目の今シーズンは適応に苦しみました。ポストプレーで2列目を活かしたり、ファールを受けてFKを獲得するなど、要所で持ち味を見せはしましたが、プレミアリーグ2ゴールにとどまりました。シュートパターンが少なく、来シーズンの活躍にも疑問が残ります。

 

No.10 ハリー・ケイン

8.5

豊富なシュートパターンとシュートの上手さによってプレミアリーグ29ゴールで2年連続の得点王を獲得した一方、今シーズンは2度の負傷離脱がありました。1度目の負傷離脱時には、チームはプレミアリーグ、CLで得点力不足に苦しみました。万能なストライカーはゴールという結果が出なくとも、いてくれるだけで助かるので、来シーズンは怪我に気をつけてほしいです。

 

No.11

エリク・ラメラ

5.0

攻撃のキーマンとして大きな期待をされていたものの、負傷離脱により公式戦11試合の出場にとどまりました。彼不在のチームは、高い攻撃力を誇る新たなフォーメーションを見つけました。帰ってくる場所があるのかはわかりませんが、来シーズンはW杯に選ばれるくらいの活躍はしてほしいものです。

 

No.12 ヴィクター・ワニャマ

8.5

今シーズンのスパーズの唯一の当たり補強です。中盤で体を張った守備でチームに安定をもたらしました。昨シーズンの主力が負傷離脱で揃わないなか、絶対的レギュラーとして大きな存在感を放ちました。攻撃面でも成長を見せ、シーズン終盤にはデンベレを彷彿とさせるフィジカルを活かしたドリブルを何度も見せました。また、セットプレーからの空中戦も武器になりつつあります。

 

No.13 ミシェル・フォルム

6.5

控えGKとしての実力は申し分ないです。来シーズンも残ってくれたら心強いです。

 

No.14 ジョルジュ・ケビン・エンクドゥ

5.0

途中出場から流れを変えられるアタッカーとして期待され、エンジェと入れ替わる形で加入したものの、大きなインパクトを残せませんでした。公式戦0ゴール、シュートを打った場面もほとんど記憶にありません。プレシーズンでアピールしてほしいです。

 

No.15 エリック・ダイアー

7.5

個人的に最も評価が難しいと感じている選手です。3バックと4バックの併用は、彼の存在なしには不可能でした。3バックの右と中盤に入った時のプレーは、相手を高い位置で潰し、攻撃面でも相手の裏を突くパスで起点になりました。一方、4バックのCBとしては、たびたび不安定なプレーを露呈しました。集中力が切れる場面があるのと、精神的なムラによるあからさまなファールが気になります。身長のわりにハイボールに競り負けたり、ロングボールの処理にもたついたりする場面も見られるなど、CBとして今のままではCLなど強豪相手では穴になりかねないと感じています。

 

No.16 キーラン・トリッピア

7.5

開幕時はターンオーバー要員だったものの、終盤にはウォーカーからレギュラーポジションを奪う格好になりました。攻撃面では、精度の高いクロスを武器にアシストを連発しました。守備面では、スピードのある相手に苦労しました。攻守両面において、1vs1で強みを発揮する選手ではないので、チーム自体が試合の主導権を握れない展開だと、狙われるのではないかと不安視しています。

 

No.17 ムサ・シソコ

5.0

昨夏の最終日にクラブレコードの移籍金により鳴り物入りで加入したフランス代表プレーヤー。カウンター時や相手に引かれた場面で、1人で運んで突破する姿を誰しもが期待していましたが、球離れがやけに良く、ドリブルをする場面はあまりありませんでした。左足が使えないため、右サイドでスペースを消されると、バックパスか「サヨナラの意味」を踊るかの2択で、今夏にサヨナラする可能性が非常に高まっています。

 

No.19 ムサ・デンベレ

7.5

昨シーズン終盤の出場停止処分の消化、新加入ワニャマとのコンビなどにより、シーズン序盤は本領発揮とはいきませんでした。シーズン中盤以降は、持ち前の相手のプレスを剥がすドリブルで、ビルドアップ面で昨シーズン同様の貢献を果たしました。週に2試合フル出場するのが難しいコンディションなのが若干不安材料ではありますが、来シーズンも欠かせない選手の1人です。

 

No.20 デレ・アリ

8.5

プレミアリーグ18ゴール7アシスト。今シーズンは右サイドからのクロスに合わせる形からゴールを量産しました。ゴール前でも常に冷静で正しい判断ができるのが強みです。怪我にも強く、負傷離脱する期間がほとんどないのも助かります。ファールを誘うプレーも得意としていますが、少しの接触だと流されるようになってきているので、イライラしないで頑張ってほしいです。

 

No.23 クリスティアン・エリクセン

9.0

個人的に今シーズンのチームMVPです。スパーズ加入以降、昨シーズンまで右サイドで90分プレーした記憶はありません。しかし、今シーズンは、主に中央から右寄りのエリアでプレーしました。アリが1.5列目でストライカー気味にプレーするのに対し、エリクセンは2.5列目でビルドアップへの関わりやSBの攻撃参加を促す役割をしつつ、プレミアリーグ15アシストと目に見える結果を残しました。豊富な運動量で、低いポジションでの守備時も穴になることはありませんでした。新たな役割をこなすことで自由にボールに触る機会も増え、試合から消えることもありません。いまだに守備面で足を引っ張り、ビッグマッチで消えることの多いアーセナルエジルを完全に上回りました。

 

No.25 ジョシュ・オノマー

5.5

EFLカップのジリンガム戦で初ゴールを記録しましたが、それ以外で目立った活躍ができていません。身体が出来上がるのが早かったため、ユース時代は攻撃面で何でもできる選手だったようですが、トップではフィジカル面での優位性を失い、適応に苦しんでいるようです。このままでは来シーズンもインパクトを残すのは難しいかと思います。

 

No.27 ケビン・ヴィマー

5.5

昨シーズンは、フェルトンゲン離脱時に穴を埋める活躍を見せました。しかし今シーズンは、怪我の影響で開幕から出遅れ、復帰後も何度か与えられた出場機会で不安定な出来に終わりました。フェルトンゲンが離脱していたシティ戦では、3バックの左でスタメン起用されたものの、出足の早い相手のプレスに終始戸惑いを見せ、ハーフタイムに交代になりました。そこからは、出場機会が全くなかったため、来シーズンの去就は不明です。

 

No.29 ハリー・ウィンクス

7.0

プレシーズンでメイソンやキャロルを凌ぐ活躍を見せ、その実力で監督を振り向かせました。シーズン序盤は出場機会が少なかったものの、徐々に出場機会を増やし、11月のウエストハム戦でプレミアリーグ初スタメン初ゴールを記録しました。その後は、デンベレの控えとして計算される選手になりました。イングランド代表招集も囁かれていた矢先、足首の怪我により4月にシーズンを終えてしまいました。来シーズンは、さらにスタメン出場も増えるのではないかと期待を抱かせる活躍でした。

 

No.33 ベン・デイビス

7.5

スピードのある相手とのマッチアップでは若干後手に回るのが気になったものの、おおむね安定したパフォーマンスでした。シーズン中盤以降は、ローズが離脱した左サイドを支えました。徐々に攻撃面でも活躍も増えてきて、プレーに余裕が出てきたように感じます。ローズと切磋琢磨してレベルアップしてほしいです。

 

 

 

 

以上。